10月25日:<富山県氷見市社会福祉協議会案件>
久しぶりに富山県氷見市に戻った感じがします…。輪島市から氷見市へとダンプ走らせ、あらためて道路の悪さと距離を感じました。皆さんこんな距離を走って応援に駆け付けてくれていたんだなぁ…と本当にありがたく思いました。


ご高齢のご夫婦がご依頼者様です。発災から間もなく10か月…いくつかのブロックが隅に寄せられてあるのを見て「きっと自分たちで一所懸命どけたんだろうなぁ…」と思ったら、なんとも言えない気持ちになりました。本当にお待たせしてしまいました…。



10月27日:<災害支援・ボランティアにはどうしてもお金が掛かります…>
ダンプや重機、それを動かす為の燃料などには莫大な資金が掛かります。また滞在中の食事や風呂等については自費で賄います。今回の第三次支援活動…現在までの20日間でさえ、燃料費・滞在経費が20万円を超えました(機材借用費は含まず)。決して無駄遣いをしている訳ではありませんし、豪華な宿に泊まっている訳でもありません(代表はこれまでの19日間中16日をダンプの中で滞在しています)。
しかし移動距離が多い事(既に1.200kmを超えました)や、凸凹の道路事情も重なり、低速ギアでの走行が多い事も影響しているように思います。
当団体では、赤い羽根共同募金様が行う「ボラサポ」に助成申請をさせて頂きました。申請が通るのかどうかは来年1月中旬にならないと結果が出ないそうですが、多くの皆様からのご寄付を活動資金として使わせて頂きたいと考えております。皆様の思いを誠実に被災地へと伝えて参りたいと思います。


10月29日:<いよいよ雨の多い季節に入りました>
北陸地方の秋は非常に雨が多い場所です。冬は雪も多く晴天の日が本当に少ない地域です。主に土砂や敷地内の瓦礫をを撤去する活動が多い私たちにとって、雨でぬかるんだ場所での活動は例え重機と言っても危険です。特に洪水で地盤も緩んだままですので細心の注意を払って作業を進めなければなりません。
はやる気持ちを抑えながら、雨の合間を狙っての作業が続いています。11月3日以降は台風の影響でしょうか?ずっと曇り~雨の連続の1週間が予想されているようです。「せめて晴れ間が欲しい…」今の能登半島、輪島市の皆様にとっては晴天さえも背中を押してくれる事の一つに感じます。
しかしお天気は選べません…。だからこそ、隣県・他県・そして日本中からの励ましや見守り、ご支援の思いが必要です。他県では一気にニュース報道も減っています。ボランティアや支援活動の数も余りにも少ない能登半島…。どうか今一度、被災地にお天気の代わりとなる「元気」「思い」をお送りください。すみません…今日は日報を書く余力がありませんのでこの辺で。


裏山が崩れて建物を押した泥の撤去…(この案件も多いです)
大自然の力を前に、ド緊張で山崩れ案件2つを着手しています。平地の造成とはわけが違います…。三度の飯よりバックホーが好きな私ですが、山崩れ現場はさすがに怖い…と思いました。勿論その緊張感が必要です。写真の撮り方が悪いのか…そもそも泥だらけの手でスマホを持って撮影しているような時間もありませんし、撮影に集中できる余裕がありませんので、皆様にお伝えしきれない写真になってしまっています。
スマホ写真と言うのはサイズ感が解らないですね…下の丸太は幹の太さが150㎝~2Mもあります。長さは20M程…。この林道の先100Mまで歩いて入ってみましたが、手前を取り除くと後ろの土砂と木々が落ちて来そうな気がして怖いです。林業専門家の方と慎重に相談しながら進めています。

この現場では林道に出来た本来とは異なる水みちを重機で修正。林道内に転がる大きな石を邪魔にならないように移動させ、その後丸太を切断する予定です。更に当団体後方支援活動者を2名×4日投じて敷地に入り込んだ土砂・土嚢袋を取り除く作業も行います。

下の写真はまた別の案件現場です。急こう配の浦山が崩れ、一人暮らしのご高齢女性の家の壁を押してしまっている状態です。正直これは国交省レベルの作業かとも思うのですが、公共工事を待ってはとても間に合いません。今やらなければ冬の雪で建物が川側に押し出されてしまうでしょう…。
重機で土砂撤去を行っていますが、掘っても掘っても山の泥がぬかるみ、キャタピラーでさえ進めず悪戦苦闘中です。しかも崩落した土を除去すると山側から水が湧いてくるので、またぬかるみます…。安全面には最善の注意を払っていますが、そうは言っても危険作業です。








大きな土嚢(退行性フレコンバック/トン袋)を手配し、除去した泥を入れて土留めにする予定ですが、輪島市まで配達してくれない状況です…。一つの事を行うにも本当に時間が掛かります。焦らず…安全に…気を引き締めて作業しております。
当団体は「赤い羽根共同募金会」様のボラサポ助成を受け、多くの皆様のご支援・ご協力によりまして活動を進めさせて頂いております。常に皆様からの貴重なご寄付により活動をさせて頂いていると言う意識をもって、ひとつひとつ丁寧に案件完了に向けて活動いたしております。ご寄付くださった皆様、本当にありがとうございます。

