10月1日:令和6年能登半島地震/洪水被害「第三次活動を実施します」
今は「人命救助・行方不明者捜索・最低限のライフライン確保」を消防や自衛隊が行っている段階です。その報道をただ祈りながら見守る事しか出来ていませんが、再び災害復旧の手が必要になる事を想定して第三次支援活動の準備を進めています。
機材としては、ダンプ・バックホー(ツカミとバケット)を持ち込む予定です。恐らく洪水で土砂を含んだ被災ゴミ(重い)と言う事と、能登半島の北部で距離が遠い事等を踏まえ、今回は4tの大きなダンプにします。また重機を乗せ降ろしするアルミブリッジも他の機材が多いため邪魔になりますので、スライドダンプと言う機材を選択しました。また恐らく現状では奥能登には長期滞在が可能な宿泊施設も無い状態と思いますので、ダンプ宿泊も想定する必要がありそうです。泥作業になるので風呂(公衆浴場)は何とか確保したい所です。
10月10日:<輪島市活動>
今日から輪島市で「被災地NGO協働センター」様の案件対応を受ける形で活動させて頂いています。
ちょっと今回は文章としてHP掲載できる程余裕がありませんが、出来る限り報告が出来るように頑張りたいと思います。
今日はダンプ二台体制で活動。氷見市社協の山田先生が当団体活動を完全フォロー下さいました。
今回も、「氷見市久目地区の皆様、そして久目地区地域づくり協議会様、久目地区社協様」・「氷見市社協様」・氷見市の災害ボランティア団体「阿部んジャース様」・「NGO日本警察消防スポーツ連盟様」・ほか、個人的に惜しまぬアプローチを繰り返してくださった多くの方々や、当方活動に多大なご支援を下さった「株式会社日本ホリスティックアカデミー村井啓一様」・「チーム今の内様」・「上田市片岡様」・「長野市中川様」・「上田市(株)山宗建材山﨑幸社長様」更には赤い羽根共同募金のボランティアする人をサポートする「ボラサポ」様そしてその募金にご協力くださった多くの方々の絶大なご支援によって素晴らしい資機材と私を輪島市まで連れて来て下さいました。
本当にたくさんの方々の思いを頂き、それを被災者様にお伝えするのが私の使命かと思っています。作業を行いながら伝えたいのは「日本中の心ある方々が皆様を応援しています!支援しています!」と伝えて参ります。
「能登半島のコンビニ」には今も「がんばろう能登」と言う文字が掲げられています。でもね、能登の方々はもう限界を超えて頑張っているんです…。頑張るのは周囲の国民だと思うんですよね…。






10月12日:<被災者様と沢山話せた日>
ダンプ宿泊…どうしても夜明けとともに目が覚めてしまうので、7時半に現場に行って作業していました。普通だったらこんな早くから重機を動かしてたらクレーム物なんですけどね…でもご近所皆さんがたくさんお話をしてくれました。
この二重災害に、生きる希望を抱けない状態…ギリギリどころか「あと何しろと言うのか…」と、溜息すら出ない状況です。
大きなお蕎麦屋さんを経営されている店長(従業員8名)さんが1.5mほど水に浸かった店内・厨房を見せてくれました。1/1、地震で厨房機材・輪島塗の高級食器・客席などに甚大な被害が出ました。建物(非常に大きなお店)は使える状態だったので、この社長は借金をして機材を購入。店もリフォーム。町の商工会も「何とか再建して頑張ってくれ!輪島の灯を絶たないでくれ!」と応援していました。
でも先日の洪水で1F部分全て水の中に。厨房機器が浮かび上がり、それが店内の壁にぶつかる音が近所から聞こえたとの事。たった4か月で新品の機材全てが泥の中に…。それを処分です。
私はこの方の話を自分に置き換えて聞いていましたが、自分だったらもう何もかも嫌になって逃げだします…。或いはもう投げやりになってしまいます。皆さんはどうですか?それでも店の泥を出して掃除してこの経営者さんのように頑張れますか??…私は自信がありません。
もはや市町村・県の財源云々のレベルじゃないんですよ。「被災者に資金を無利子で貸与」何て言ってる次元じゃないんです。今!国が動かずしていつ国民を守る使命を果たせるんですか??。…そんな事を考えながら、今日も輪島市の土砂貯となってしまった個人宅地から土砂搬出を行っています。表層部分(ヘドロ部分)を取り除き、やっと元の地面と上下水の点検蓋が出て来ました。




10月13日:<壁床剥がし&泥搬出準備>
氷見で一緒に活動した「災害ボランティア団体阿部んジャーズ」の米田さんと高木さん(富山県)が活動に来て下さいました!。「次会う時は観光で~!」と別れたはずなのに、またまた被災地で再会。でもやっぱり再会は嬉しいです。
身長が高い高木さんが指さす先には、この建物が水に浸かってしまった9.21の水位が記されていました。
日本の住宅は概ね1F部分にキッチンやお風呂、居間や客間がありますよね。住設機器の半分以上は1Fにあるのではないでしょうか?。それが全てダメになってしまう水位です…。



まずは3名で一緒にこの家の納戸の壁・床を外し、グラスウールを撤去します。



いつもの事なんですが、作業してしまうので写真が撮れません。実際、活動費用の助成申請の際には写真が必要なんですが、毎回悩みどころです。重機をこちらのお宅の裏側に運んで、お庭のヘドロを掬い上げます。




10月14日:<同志集結!明日からの「泥!大搬出作戦」下準備完了>
本日も、氷見で一緒に活動した「災害ボランティア団体阿部んジャーズ」の皆様と再会!。そして当団体スペシャル助っ人として武田さん岩貝さん池田さんが絶大支援に来て下さいました。とにかくありがたい…。
皆さん良く「行ってもお役に立てるかどうか…」等とおっしゃいますが、来て頂けるという行為そのものが被災者様や活動者にとってこの上ない応援支援になります。



明日から一挙搬出の敷地。水道管のある部分や境界線・建物キワは手作業でしか廃土できませえん。でも無事に完遂!明日からは当団体支援スタッフの萩原さん礒辺さん(シンパシーパスタイム)がダンプを持ってお手伝いに来てくれます!なんとしても!この泥を撤去してこの町が復興に向かう速度感を高めたいです。この空き地が整地出来たら、きっと工事車両なんかも駐車スペースになる気もします。泥の匂いや沼みたいな土地を見ながらお部屋の掃除では辛すぎます。町が綺麗になる!家の中も綺麗になる!同時進行で進められたらうれしいです。
10月16日:<同志集結!泥搬出完了>
いよいよ今日はダンプ増車+メンバー2名(合計3名体制)で、輪島市河井町の住宅街に堆積しそれを集めた汚泥数十トンを搬出します。ダンプ(運転手付)を増車するという事は本当に効率が数段UPします。ワンオペで積み込んでダンプで搬出していると、その時間は積み込みできませんからね…。
今回の作戦はこうです!。ダンプAに積載中、ダンプBが捨て場に搬出。戻ったら満載のダンプAに乗り換えて搬出。その感にダンプBに積み込み…。このチームワークで行います。




午後3時過ぎ。怒涛のピストン搬出で何十回往復して頂いたか分かりませんが、見事に完了!!あとは細かな作業も行いますが大量の汚泥が取り除けた事で匂いも軽減出来ました。今度雨が降っても地面に浸み込んで行きますし、道路に土が流れ出てしまう事も無いと思います。


10月17日:<壁床剥がしボラの手が足りず、今日はこちらのお手伝いです>
重機を駆使した活動を行う為に輪島に入っていますが、輪島市内…全くと言っていいほど建物系の技術系ボランティアが足りていません。そもそもこれを職業にしている職人さんだって不足している日本ですから当然の事態です。




石膏ボード…グラスウール…水を含んでズブズブです。このお宅では床から90㎝付近まで浸水したそうなので、水でブカブカになってしまった部分を取り除きます。私は「マルチツール何て邪道だ!」と思っていたので持っていませんが、使ってみたら便利でした!今度買おうかなぁ…。
当団体は「赤い羽根共同募金会」様のボラサポ助成を受け、多くの皆様のご支援・ご協力によりまして活動を進めさせて頂いております。常に皆様からの貴重なご寄付により活動をさせて頂いていると言う意識をもって、ひとつひとつ丁寧に案件完了に向けて活動いたしております。ご寄付くださった皆様、本当にありがとうございます。

