令和6年能登半島地震<第二次活動ログ1(七尾市セクション)>4月25日~4月28日

令和6年能登半島地震<4月25日>

AM9時…長野県小諸市。日本一海岸線が遠い地点の隣町から能登半島の付け根にある富山県氷見市を目指します。が…昨日準備をしていたら年に一度の恒例行事?「ぎっくり腰」を発症。「こんなタイミングで来たか><!」と嫌になりましたが仕方ありません。普段だったら寝返りもできなくなるのですが、非常に軽度なので騙しだまし準備を済ませて出発!。今回も、上田市の(株)山宗建材(やまそうけんざい)山崎社長に絶大ご配慮を頂きながら、ダンプ・重機共にバッチリとセットアップ頂きました。

前の活動の時に終わりまで出来なかった、石川県七尾市住宅の床下修理を行います。
地震による液状化現象で、束柱と束石が剥離しておおよそ3~5cm浮きが出てしまっています。そのため部屋を歩くと床がトランポリンのように揺れてしまいます。地震災害を体験された被災者様は、僅かな揺れにも敏感になるものです。あれほど激しい大震災ならなおさらです。歩くだけで激しく揺れてしまうお部屋で被災後まもなく4か月…生活をされていました。

こちらのお宅では昨年12月に腰の手術を終えたばかりのご主人と、やはり腰を痛めておられる奥さまが二人で暮らされています。遠くへ嫁がれた娘さんご家族が本日夜から帰省されるという事でしたので、何が何でも本日中に「揺れない床」へと修理したいと思っていました。離れて暮らす娘さんにとって、僅かでも「状況が好転している!」と感じられる要因は安心のひとつと数えて下さる事と思いますし、この家に暮らされているご夫妻にとっても、娘夫婦とお孫さんとの団らんのひと時を、揺れない部屋でお過ごしいただきたい!・・・今回のプロジェクトはその一心で行います。

私は高所は嫌いですが閉所は比較的大丈夫…。でも、部屋ごとに基礎に開けられた小さな通気口を私が通れるかどうか?…それが最も大きな問題です。そんな場所が2か所あるのです。

いや、通れませんでした(涙)頭と方は通ったのですが胸でひっかかり、息を全て吐いて突っ込めば通るのですが途中で息が出来ないのは危険です!なのでハツリます。

夜…おおよそ2か月ぶりに38日間お世話になった氷見社会福祉協議会様に到着。職員様とご挨拶の後「総湯(氷見市の温泉)」に入り、以前私をダンプ車中泊から解放くださった久目地区交流館へ…。

綺麗な花…そして私の乗るバックホーの写真にボランティア仲間が載っているポスターがこたつテーブルに置かれてありました。

「旅人へのやさしさ」。私は旅に来た訳ではないけど、でも良く考えてみると「復旧・復興と言う旅」なのかも知れません。その旅の仲間として〝おかえり〟と迎えてくれた事に、初日からやられてしまいました。礒辺さん上野さん本当にありがとうございます!またご厄介になります(^^!

明日も石川県七尾市に向かい、液状化で床下束柱が浮いてしまった家の修理に向かいます。問題なのが…かなり狭いコンクリート穴を通り抜けないと修理する部屋に行けないという事(^^;昨日から開始したダイエット!?功を奏すか…。※1日じゃ痩せないですね…。

4月26日~27日

とにかく床下は液状化で酷い事になっています…。すべての束柱が束石と5㎝程度剥離し浮いています。これじゃトランポリンのようになってしまう訳です。ジャッキで上げて当て物を挟んだり、クサビを打ち込んで修理します。ただ…それを全て寝転んで行うので首の筋肉がプルプルしてきます。

以下、動画で作業報告です。

動画では暗いので泥に見えませんが、液状部分はまだまだ乾燥していませんので泥です。でも二か月前よりは少し乾き始めたかな?と思います。真夏になって熱い空気が動けば湿気は改善されると思います!!。

床の下…数日間の悶絶の末?完璧に揺れを止める事ができました。最後に畳の下の板を新調して仕上げ。

きっと今夜は4か月ぶりに帰省される娘さんご家族・お孫さんと「お正月の続き」の団らんが叶ったかな~と想像しながら日報を書いています。そんなご家族が少しづつ増えて行って頂けたら嬉しいですし、一人でも多くの方が一日も早く問題解決がなされ、安心して夜眠れるようにと願うばかりです。

翌朝…依頼者様から届いた動画

昨日七尾で直したあの床のお宅にて…
何というか、もうどんな文字でも言葉でも伝えられないような嬉しいご報告を目の当たりにいたしました…。ご主人が最近始めた〝脳トレピアノ〟…お孫さんと連弾して頂きました。曲は「ふるさと」です。いや…ちょっと文章に上手くまとめられません。ただ、心の底から願ったひとつの家族の情景そのものだったのです。

動画もあるのですが、本当に尊い幸せな家族の情景なのであえてUPしません。ご主人(おじいちゃん)のたどたどしいけど精一杯な旋律に対して、お孫さんがしっかりタイミングを合わせて二人で一曲に成立させてゆくお姿…その思いやり…家族愛。

娘や孫に心配を掛けまいとするご両親…そしてそんな事も全部解っている娘さんやお孫さん…。双方が思いやる情景。まるで「思いやりの大渋滞!」…そんな感じです。

怒りや理不尽・不条理が渦巻く現代、この〝おもいやり〟は何よりも代えがたく感じました。素晴らしい演奏をありがとう(^^!

あまりにも尊すぎて私は皆様に動画を見せる事が出来ないのです。…こちらの家族様から極めて個人的に頂けた最高のご褒美として独り占めしたい心境なのかも知れません(涙)。

4月28日、他団体との炊き出し支援<七尾市中島地区>

今日は「阿部んジャーズ」さんのお手伝いで七尾市中島地区での炊き出しと同地区での灯篭割り案件を支援してきました。

重機を降ろして炊き出し資材を積み込みます。

炊き出し会場に到着。テントや用具を降ろして設営。その後、同地区内の倒壊灯篭を男性4名で割りに向かいました。(中庭に倒れているので割らないと運べません。)

再びテント類やPGを積んで氷見社協に戻り、降ろしました。それから重機を載せてSET完了!

明日から櫻井は「石川県志賀町(しかまち)」に向かいます。そちらでは既に重機ダンプ案件でいくつかお話を伺っているのですが、その確認も兼ねますし、何より効率的に作業を進める為に絶対に必要な事を確認します!私にとって連続日の作業継続に不可欠なのは「風呂!」です…。寝るのはダンプでも寝れますが、風呂は必要です!ボランティアは太平洋横断等の冒険じゃないんです(^^;冒険やサバイバルではなくて、お役に立ってナンボなのです。支援側が疲弊してしまったら長期活動はできません。長期活動を可能にするのは、風呂!!これはとても大切に考えています。

氷見市社協様と志賀町社協様の連携紹介の他、NGO日本警察消防スポーツ連盟事務局様のご協力ご支援を頂きながらの北上となります!。また志賀町のSmileプロジェクト能登応援隊隊長の中様ともお会いさせて頂き、何か良い活動の道筋が頂ければと思っています。とにかく明日!能登半島外側~西海岸?の志賀町に行ってまいります。

当団体は「赤い羽根共同募金会」様のボラサポ助成を受け、多くの皆様のご支援・ご協力によりまして活動を進めさせて頂いております。常に皆様からの貴重なご寄付により活動をさせて頂いていると言う意識をもって、ひとつひとつ丁寧に案件完了に向けて活動いたしております。ご寄付くださった皆様、本当にありがとうございます。