令和6年能登半島地震<活動ログ2>1月29日~2月21日

令和6年能登半島地震<活動ログ2>1月29日~2月21日

1月28日夕方に重機と各種必要資材を満載したダンプで長野県上田市を出発。フレコンパックと言う瓦礫を1tずつ袋に入れられる物も20枚用意しました。七尾市ではフレコンで荷下ろしの場合のみ、フォークリフト等で降ろす?と言われた為です。でもそんな面倒な事をしないでダンプOKにすれば全く問題がないのですけどね…仕方ありません。

1月30日「七尾市社会福祉協議会に挨拶」

「一日でも長く重機・ダンプを借りたい」と思いましたため、代表はダンプカーの中で寝泊りをしています。そんな訳で今もダンプの中で日報を書いています。非常に厳しい姿勢で書いていますのでいつもに増して雑な文章にて失礼します!。

黒部から七尾へ、おおよそ2時間(110km)。七尾市のボランティアセンターにあいさつに行きますが、その前に炊き出し用に用意した山本食品株式会社様の十割乾蕎麦をお届けさせて頂きました!。当団体が炊き出しをするのではなく、七尾市内で50年以上おでん屋を経営されている「こなみ」さんと言うお店の女将さんにお渡しし、女将さんのご自宅(お店は半壊)で炊き出しをして頂きます。当団体では食品衛生や調理師がいませんのでこのようなプロの方に委ねることが出来て本当に良かったです。

こんな言い方をするのは心苦しいのですが、七尾市社協さん…すごくやりずらいだろうなぁと言うのが見て取れる状況です。「金沢からバスで来ないとボランティア登録を認めません」つまり七尾市内の方も、金沢まで行ってバスに乗ってこないと活動できない?らしく、本当に情けないというかなんというか…。大変なのは分かるのですが、県の指示と市の指示、それらが現場の社協を身動きできない状況にしているように見えます(と言うか今はそうです)。

そもそもブロックの瓦礫を捨てるのにダンプ禁止!手で降ろせ?って言ってる時点で激甚災害の認識が無い行政だと思いますよ…日曜日の自治会の資源回収じゃないんですから。指示通りフレコンパックに詰めてダンプに載せますが、ユンボで吊れる限度もありますし、袋に入れる手間が尋常ではない。「これ…明らかに違うわ」と感じます。こんな非効率な事をしていてはダメですので、被災ゴミではなく産廃物として業者に捨てようかとも考えています。ただ!ここでも問題があるんですよ…産廃物を運んで処理してもらうには、その地での事業登録が必要な事もあるんです。持ち込んでも受け入れてもらえるのかどうか?…そこを必死に調べています。お役所に懇願しても全く聞く耳を持ってくれませんが、しっかり汚れた作業着を着ている者同士なら〝そこを何とか…〟を聞いてくれるんじゃないだろうか?と期待しています。

1月31日~2月2日「七尾市民&民間のパワー!」

〝もう石川県・七尾市の行政のやっている方法じゃ無理だ!〟(コンクリート瓦礫のダンプ禁止・手降ろし、順番待ち3時間、1日おきにしか出せない等)と思ったので、七尾の作業宅近所の「産業廃棄物処理会社 西日本資源再開発 七尾営業所」様の事務所に相談をさせて頂きました。美しい女性事務員様が凄く丁寧にお話を聞いて下さり、即座に本社に電話してくれて「七尾市のお宅様のコンクリートガラを代わりにお運びするという事なら受け入れ大丈夫です!」とのご快諾を頂きました(涙)。現場からわずか数百メートル!待ち時間ゼロ!ダンプ降ろし当然OK!!夢のような処理速度です><!これぞ民間パワー!!西日本資源再開発 七尾営業所様!本当にありがとうございます!!!

今日の分の産廃処理費をお支払いした時、事務員さんが「七尾のためにボランティア下さって…本当にありがとうございます。」と仰ってくださいました(涙)。こちらとしては逆に「こんなにスムースに瓦礫を受け入れてくれてありがとう!」なのです。
民間パワー…七尾復興の為に必死に工場を開けて仕事を止めることなく稼働させています。そして市民皆様はこんなにも七尾市を愛して祈る思いで頑張っておられます…。行政と話してもイライラするだけですが、民間パワーを感じ市民個人個人の思いに触れられ最高の一日です!。明日には全ての瓦礫を搬出できそうです!!

2月2日~20日「氷見市社協様・NGO日本警察消防スポーツ連盟事務局様と連携」

2/2、無事に90mの倒壊ブロック塀撤去作業を終え、本日から氷見市社協の案件をお手伝いさせて頂きます。またこの日からNGO日本警察消防スポーツ連盟事務局様とも連携をさせて頂く運びとなり、更に活動の幅そしてより一層お役に立てる活動へと歩みが進んだ気が致しております。

▼大勢の氷見社協ボランティア様と共同で活動しています!。(この期間中のダイジェスト写真です)

長い間、当団体櫻井は「一日でも長く重機・ダンプを借りたい」との思いだけでダンプカー車中泊を繰り返しておりましたが、見るに見かねて??氷見市社協の澤田さんと氷見市久目地区社協の上野さんが「久目交流館でお休みになりませんか?」と旧久目小学校跡の立派な建物をご提供くださいました!本当に感激です!!久しぶりに背中を伸ばして眠れます!これからも更に頑張って活動が出来そうです。

2月21日「液状化で浮いた束柱修復!七尾市へ…」

今日は以前からヘルプ要請のあった七尾市のお宅様に伺います。液状化で床下の土地が下がり、その結果として部屋を歩くとまるでトランポリンのように弾んでしまうのです…。余震もある中で、このような嫌な揺れはストレスです。床下に潜り込み、束柱と束石の間に出来てしまった約40㎜の隙間を専用スペーサー叩き込みで修正します。

1階全ての床がこの症状なのですが、材料と施工時間の都合で三分の一程度しか完了していません。直した部屋は非常に快適になり、ご依頼者様もとっても喜んでくださいました!。残りの施工個所は次回の活動にスケジュールしたいと考えています。ただ、当団体のみでの資本では既に活動限界レベルです…長野県社会福祉協議会からの助成金は重機ダンプの補助はダメとの事でした。宿泊費は出るそうなのですが、宿代を浮かせて一日でも長く重機ダンプを稼働させようとしましたため本末転倒な状況となりました(汗)。長野県社会福祉協議会から「ボラサポ」を紹介頂いたので、何とかそちらを申請してみるつもりですが、活動資金調達の影響で活動が頓挫する事だけは何としても防ぎたい所です。

当団体は「赤い羽根共同募金会」様のボラサポ助成を受け、多くの皆様のご支援・ご協力によりまして活動を進めさせて頂いております。常に皆様からの貴重なご寄付により活動をさせて頂いていると言う意識をもって、ひとつひとつ丁寧に案件完了に向けて活動いたしております。ご寄付くださった皆様、本当にありがとうございます。